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単語登録のルール 拗音のタイプが面倒なんだけど…


目次


 1. 前回までのお話し
 2. 拗音のタイプが面倒なんだけど…
 3. 拗音のタイプ数をざっくり検証
 4. 結論。h や yは省略!
 5. 読みの衝突は平気なの?


1. 前回までのお話し


Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。

前回までに、こういうお話をしました。

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  • パソコンで文章を書くとき、
    熟語のタイプに大きく時間を取られる
    熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい

  • 2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
    例)「結論」 なら、「けろ」

  • この「頭文字ルール」で、単純計算だけど、
    大学入試レベルの熟語数をカバーできる

  • 拗音は、頭文字にもよく登場するわりに、
    そもそものタイプ数がおおくて面倒

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今回はこの最後の
「拗音のタイプ数がおおくて面倒」
のところです。

これをさらに効率化・時短しようという話です。


2. 拗音のタイプが面倒なんだけど…


ローマ字入力での「少々」を、
「頭文字ルール」で短縮すると、

しょしょう→syousyou で、
本来の8タイプが、頭文字ルールでは6タイプ。

削減はされますけど、
もうちょっと楽したいですよね、
という話です。


ただし、
今回(と次回)お話しする内容は、
あくまで、さらなる時短をねらうもの、なので、
最初は無理しないでもいいと思います。

時短の観点では、
ご自分がよく使う熟語の単語登録の数を、
日々ふやしていくことが大事です。

とはいえ、すぐにでも始められますし、
さらなる時短につながると思います。


3. 拗音のタイプ数をざっくり検証


そもそも、
拗音のタイプ数はどれくらいなのか、
以前引用させていただいた日経の一文で、
(超)ざっくり検証してみようと思います。

将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)が新たな金字塔を打ち立てた。

熟語は以下で、下線部分が拗音です。

棋界最多・連達成
最年・藤井聡太四段・金字塔

syougikai saita rensyou
tassei sainensyou
huzii souta yodan kinzitou

→全タイプ数60、うち拗音は9タイプ。


熟語全体の15%なので、
やっぱりそこそこの割合を占めてますよね。


4. 結論。h や yは省略!


結論。
yを省略してから、頭文字ルールを当てはめます。
(shou とタイプする方なら、h を省略)


たとえば、上で出てきた「連勝」を例に、
単純に頭文字ルールをあてはめると、

「れ しょ(re syo)」ですが、
yを省略して

「れ そ(re so)」で単語登録する、
ということです。


最初に出てきた「少々」なら、

「しょ しょ(syo syo)」から、
yを省略して

「そ そ(so so)」で単語登録する、
ということです。

本来の syou syou が、so so に。
8タイプが4タイプに!
拗音についても、半分になりました、
ステキです…


5. 読みの衝突は平気なの?


でもこんなに省略してしまって、
短縮した読みでの衝突が、
増えてしまわないのでしょうか。

読みが衝突すると、漢字変換の候補が増えて、
そこの手間がふえてしまいます。

ここについては、
次回もう少し検証してみます。

パソコン・時短の本・雑誌・コミック

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Author:なっと
仕事や家庭でPCを使うときの時短ワザを、あれこれ考えています。
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